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Peace のインナーコンテンツ クリエイティブMTGって何?

ピースクリエイティブチームでは、毎週金曜日、異なるお題に対して、
メンバーそれぞれが制作やプレゼンをする「クリエイティブMTG※」を開催しています。
※MTG=ミーティング
今回は、2023年に開催したクリエイティブMTGの活動内容を振り返りながら、紹介いたします!

クリエイティブMTGの目的

わたしたちはクライアントの課題をクリエイティブの力で解決するということを使命に掲げて
制作に取り組んでいますが、
このクリエイティブMTGでは、あらゆる課題(テーマ)の解決に必要なインプット·アウトプットの量を増やし、一人ひとりのアイデアの引き出しを増やすことを目的としています。

具体的には、

● 商業デザインのセオリーに捉われず、身近なものから知恵を吸収していく。
● 興味のなかったものに興味を持つ習慣をつける。
● 良質な発表をするための事前準備の大切さを知る。
● 限られた時間を最大限に活用できる体質に改善する。

結果、思考と行動に柔軟性を持ち、様々な課題に適切な対応ができる集団へと成長していく、という方針で実施しています。

クリエイティブMTGの体制

実行委員長·副委員長·特別顧問の3名からなるチームで運営しています。
運営から実施までの過程は、

1、チーム内でテーマを決め、サムネイルを制作。
2、月曜にテーマ共有。
3、金曜に制作物の持ち寄り。
という形で進行しました。

当初は運営チームおよびデザイナーのみでしたが開催が続くにつれ、
2023年はディレクター、コーダーなど職種の垣根を越えた活動となりました。

制作したサムネイルの一覧

主なテーマ

MTGを開催するにあたり、大きく3つにテーマを分けています。

①みんなでテーマに沿って制作する「応募企画」

「自分の名前でクリックしたくなるバナーをつくる」「自分のロゴをつくる」
「自分のサインを考える」···などのテーマで開催しました。
業務で鍛えられたデザインのスキルと、クライアントではない自分自身との対話、
それらを掛け合わせて、メンバーの個性が光る作品がたくさん生まれました。

②社員の似顔絵を描く「似顔絵の日」

コロナ禍でリモートワークが浸透してきた社会において
コミュニケーションが希薄になってしまうご時世。
そんな中、じっくり相手を観察し、どんな特徴がありどういう性格なのか···
社員一人一人にフォーカスを当て改めて知る良い機会となりました。
イラストのタッチを毎週変える人、テンプレ化する人、抽象画を描く人、もはや描かない人···
お題に対して様々なアプローチが生まれた企画でした!

③ディスカッションやプレゼンをする「しゃべり場 」

「書体について考える」「好きなものぷちプレゼン」など
会話を中心とする企画を開催しました。
プレゼンの練習や、プレゼン資料の作り方を好きなものを通して楽しく練習でき、
かつ社員の知らなかった一面を知ることができた企画となりました!

MTGを続けるために行ったこと

とはいえ、業務の忙しい時期はどうするか、社員のモチベーション維持など
MTGを続けるためには工夫が必要でした。
そこで、運営チームは2つの仕組みを用意しました。

①努力を「見える化」する

MTGを始めるにあたり、タスク管理ツール「Trello(トレロ)」を導入しました。
トレロは各メンバー業務を付箋のように貼ったり並べ替えたりできるツールです。
トレロ内にテーマごとにスレッドを作成し、成果物を投稿。
毎週更新していくことで、どんどん数が増えていき
「こんなにたくさん作ったんだ!」という各メンバーの努力を見える化しました。
また、参加メンバーだけでなく、社員全員が成果物を見られるので
MTGの内容がオープンになったことも利点でした。

実際のトレロの画面

②加点方式を取り入れ、ゲーム化する

成果物を提出した後、実行委員長と特別顧問の間で「今週の優秀作品」を選出し、
1位には+10点、参加者には+2点…という形で加点方式を採用し、
最終的に年間チャンピオンを選出する、「チャンピオンズリーグ」を開催。
年間チャンピオンには特別インセンティブ&実行委員長制作の賞状が与えられるということで
メンバー同士がしのぎを削り合う、白熱した競争が繰り広げられました。

チャンピオンズリーグ優勝者に贈呈された賞状。
実行委員長自らがデザイン、印刷ディレクションまで行った。

賞賛文化の醸成

会社の内側からクリエイティブ力を養っていくために、
賞賛をポジティブにとらえ、お互い発表の質を上げていくことをこのMTGのルールと定め
良かった発表には、メンバー全員で賞賛をすることを徹底しました。

加えて、初導入した「年間インセンティブ」により
優れたアイデアを出し続けることで、名実とも褒められる文化を醸成することで
社内外でのアウトプットの質の向上と同時に、
競争ではなく共創できる会議体を実現できました。

まとめ

今回は社内で開催した「クリエイティブMTG」についてご紹介しました。
インナーの活動を通して、

● 業務で得たスキルを活かし、自由に制作ができた
● 他メンバーの作品から、インスピレーションを受けた
● 他メンバーの知られざる一面を知ることができた
● 社内における横の関係性が円滑になった

···などなど、会話し議論するだけのMTG からは得られない、
様々な刺激、情報、ひらめきなどが生まれた会となりました!


MTG内で作った作品の一部や、MTGから着想して制作したポスターなどの一部は
ピース公式instagramに掲載してあるので、ぜひチェックしてみてください!

また、ピースではクリエイティブ制作を心から楽しみたいと思っている人を募集しています。
クライアントワークだけでなく、創作意欲のある方は大歓迎です。

詳しくは、ピースHPのrecruitをご覧ください。